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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347880416/ 京太郎「ほんっとキツキツですね!とてもアラサーとは思えませんよ!」パンパン はやり「あっ!あぁん!い、言わないでぇ!京太郎君のが大きすぎるのぉ!」 はやり「んんん…!あん!ふぁああ!ああぁ!中でこしゅれるぅ!」 京太郎「こんなにおっぱい揺らして!きっとテレビ見てる人もおっぱいばっかり見てるんでしょうねぇ!」モミモミ はやり「ふぅん!い、いまは京太郎君のだからぁ!京太郎君のものだけだからぁ!もっと強くしてぇ!」 京太郎「これじゃあ牌のお姉さんじゃなくてパイのお姉さんですよ!こんなおっぱいぶるんぶるん揺らして!」モミモミ はやり「やぁ!胸だけじゃやぁ!もっと突いてぇ・・・!」 京太郎「全くわがままなプロですね!お望みどおり激しくいきますよ!」パンパン 京太郎「くぅ!こんないやらしい体なのに、中はこんなキツキツなんて」パンパン 京太郎「そろそろ出しますよはやりさん!」 はやり「出してぇ!中でいっぱい…京太郎君の若い精子いっぱい出して欲しいのぉ!」 京太郎「出るっ!」 ビクンビクン はやり「きたよぉ!京太郎君の精子ぃ!私のなかにいっぱいきてるよぉ!」 はやり「あぁん!イク!私もイっちゃう!おちんぽに精子注ぎ込まれていっちゃうのぉぉ!」ビクンビクン はやり「イク!イク!イっちゃうのぉぉぉぉぉぉ!!」 京「うぅっ…搾り取られ…」ドクドク はやり「ああぁん…はぁ…はぁ…」 京太郎「はぁ…はぁ…」チラ はやり「はぁ…はぁ…白いの、いっぱぁい♥」 京太郎「はぁはぁ」ムクムク 京太郎「まだ満足できませんよ!」 ガバッ はやり「やん☆」 ギシギシパンパンパンパン 京太郎「うっ……」ドピュドピュルル はやり「ん……もっとぉ……」 京太郎「も、もう限界……」 京太郎「はぁ……はぁ……」 はやり「さっ、次いこっか☆」 京太郎「え」 はやり「ほらほらぁ、もっと締め付けちゃうよ♪」グイグイ 京太郎「あの、ちょ」 ムクムク はやり「わぁ☆やっぱり大きくなった☆」 はやり「それじゃあ続きしよっか♪」 京太郎「」 はやり「んっ・・・あっ・・・んん・・・」ギシギシ 京太郎「」 はやり「やだぁ京太郎君ったら☆、15発出したくらいでもう動かなくなっちゃうなんて」 はやり「おねえさんは悲しいゾ♪」 はやり「でもぉ♪ここはまぁだまだ固いままなんだよね・・・ふふっ☆」 はやり「んぅっ!またクるよぉ・・・」 はやり「いっぱい、いぃっっぱい出してね☆」 ドクンドクン はやり「やんっ!やっ、あったかいの・・・中で溜まってくる・・・」 数日後 はやり「はい、お薬の時間ですよ~☆」ザラザラ 京太郎「あ…あ…」ゴクゴク ムクムク はやり「はい、今日もちゃんとおっきくなってえらいねー☆」 はやり「じゃあ早速いれちゃうよぉ♪」 ヌプゥ はやり「んぅ、入ってきたぁ…」 はやり「んん、あぁん、んっ、ふぅぅん…」 はやり「ふふ…京太郎君はぁ、ずぅっと私と繋がってるの☆」 はやり「私のことキツいって言ったんだから」 はやり「一生キツキツの中を味あわせてあげるね☆」 終わる
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特別編 文化祭おまけ 照「…………」紅茶まみれ 咲「あ、えっと……その……」 「み、宮永さん!?も、申し訳ありませんお客様!!」 「すぐに何か拭くものを!!」 照「……咲?」 咲「ひっ!?」 照「怒ってないよ?ただ、さすがにこれは無いよね?」 咲「お、お姉ちゃんごめんなさい……」 照「転んで飲み物を狙ったようにかけるなんて……私でも中1までしかやってないよ(ボソッ)」 咲「うぅ……」 京太郎「……咲?それに照さん!?」 照「京ちゃん!?そ、その恰好……」 京太郎「あ、やべ……ゴホン、照お嬢様、一体どうなさいました?大体の予想はつきますが……」 照「て、照お嬢様!?」 咲「きょ、京ちゃん……その……」 京太郎「申し訳ありません、こちらの不手際でこのような不快な思いをさせてしまって……すぐにシャワーとお召し物のご用意をさせていただきます」 京太郎「おい、シャワー室と何か女子のジャージかなんか用意できないか?」 「シャワーはすぐいけると思うけど……ジャージなんて持ってきてる人いる?」 「いても汚れてたり使ってたりでしょ。宮永さんの制服とかは?」 咲「私メイド服で帰るの!?」 京太郎「さすがに原因とはいえ咲が可哀想だな……俺もジャージとかないし、俺の服貸す訳にもな……」 咲「お姉ちゃーん、京ちゃんの制服でいいー?」 照「おっけー」 京太郎「おい咲!?照さんもいいの!?あ、よろしいのですか?」 照「別にいい。それより」 京太郎「はい?」 照「執事が失態を犯して、何も無し?」ニッコリ 京太郎「はい、照お嬢様、アーン」 照「あーん……ん、おいしい」 京太郎「それは何よりです」 照「次は紅茶が欲しいかな」 京太郎「……照お嬢様?」 照「何?」 京太郎「差し出がましいことを言うようですが……さすがに男性の膝の上にずっと座っているというのは、少々はしたないのでは?」 照「執事が命令を聞けないというの?」 京太郎「……了解致しました。紅茶の砂糖はいくつになさいます?」 照「2つで」 咲「お姉ちゃんずるい……」 「執事な須賀くんの膝の上に座ってアーンまで……羨ましすぎる……」 「おまけにそのまま30分も……これがチャンピオン……」 「宮永さん、私にこの紅茶かけて」 咲「それ熱いやつだよね!?やめてって!!」 照「次はスコーンで、もちろん食べさせてね」 京太郎「……そろそろ勘弁してもらえませんか?」 照「……だーめ」 京太郎「かしこまりました……麻雀部の方に行くまでにはお願いします」 照「……京ちゃん次第かな」 この後、嫉妬の化身と化した咲とのインハイ時以上の対局が始まるのだった
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閑話、京太郎のメール(和に対してはいつもの口調だと思って下さい) 京太郎「…………」カチカチ 『もうすぐ2度目の大会です。前回はすぐに負けましたが、今度は負けたくないです』 京太郎「送信っと。まぁ、『不安だどうしよう』なんて書く訳にもいかないしなー」ピローン 京太郎「お、早いな……」カチ 煌『それはすばらですね!!私もまだまだなのでお互い頑張りましょう!!』 和『大丈夫です。いつものように打てば必ずいい結果が残せます。須賀くんが上達しているのはみんなが保証しますよ』 照『今の京ちゃんならすぐ負けたりはしない。頑張って。応援してる』 小蒔『私ももうすぐ大会です。大会前はちょっと怖いですけど、全力を尽くします!一緒に頑張りましょう!!』 竜華『京太郎くん頑張っとるんやし、ずっと負けるなんてことないから安心しやー。なんなら膝枕で運でも分けたろか?』 京太郎「……ありがたいな」 京太郎「……あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す、っと」カチカチ 京太郎「よし、いっちょやってやるか」
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まとめ 始めに 設定 本編 清澄1 清澄2 清澄3 清澄4 永水1 永水2 永水3 永水4 阿知賀1 阿知賀2 阿知賀3 特別編 特別編1 特別編2 特別編3 特別編4 特別編5 特別編6 特別編7 特別編8 特別編9 特別編10 特別編11 特別編12 特別編13 特別編14 特別編15 特別編16 特別編17 特別編18 特別編19 特別編20 特別編21 特別編22 特別編23 特別編24 特別編25 特別編26 特別編27 特別編28 特別編29 特別編30 特別編31 特別編32 特別編33 特別編34 特別編35 特別編36 特別編37 特別編38 特別編39 特別編40 特別編41 特別編42 特別編43 特別編44 特別編45 特別編46 特別編47 特別編48 特別編49 特別編50 特別編51 特別編52 特別編53 特別編54 特別編55 特別編56 特別編57 特別編58 特別編59 特別編60 特別編61 特別編62 本スレ -京太郎「俺の日記」 京太郎「俺の日記」 京太郎「俺の日記」咲「2冊目」 京太郎「俺の日記」照「3冊目」 京太郎「俺の日記」春「4冊目で」小蒔「2週目です」 京太郎「俺の日記」初美「5冊目で」霞「2週目よ」 京太郎「俺の日記」穏乃「6冊目!」憧「3週目ね」 京太郎「俺の日記」玄「7冊目の」宥「3週目だよ~」
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特別編 彼女達とネト麻 穏乃「んー……んん?」 憧「おっ、シズがネト麻なんて珍しいわねー」 穏乃「私だってネト麻くらいやるよ。和とだってやろうって約束したし」 憧「その割にはなんか浮かない顔じゃない?」 穏乃「んー……何度探しても京太郎が見つかんなくてさー」 憧「京太郎?あぁ、永水のね」 穏乃「あー……最近タイミング悪いのかなー……」 憧「そういう日もあるわよ。次、代わってくんない?」 穏乃「今代わるよー、はい」 憧「ん……アレ?京太郎ってこの人じゃない?」 穏乃「あぁー!?なんで今来るの!?」 照「…………」カチッカチッ 照「…………」カチカチッ 照「……違う」ゴゴゴゴゴ 菫「……どうしたんだ?あいつ今日ネト麻しかしてないぞ?」 尭深「なんかお目当ての対戦相手がいないらしくて、当たるまでやるって言ってて」 菫「まぁ引退後だからいいんだが、なんで軽く威圧感出てるんだ?」 尭深「昨夜もその相手探したけど見つからなかったらしいんで、ちょっと機嫌悪いみたいなんですよ」 菫「なるほどなぁ……昨夜と言えば、京太郎とネト麻の後チャットで盛り上がってな?」 照「!」ピタッ 菫「ついついずっと話してて、あれから対戦できなかったな。まぁ京太郎もだが」 照「菫」 菫「ん、照ネト麻はもう……おいなんだ、どうして試合前の感じなんだお前」 照「ちょっと、麻雀を楽しもっか?」 豊音「んー、あ、京太郎くんいたよー」 豊音「よーし、始めるよー」 塞「豊音もネト麻慣れたねー」 豊音「うん、遠くの人と打てるなんてちょー楽しいよー」 豊音「何より、全国で会った人達とまた打てるのが、ちょー嬉しいよー」ニコッ 豊音「あ、この人すっごいよー」 エイスリン「トヨネ、タノシソウ」 塞「だねー、よし、私達も打とっか!」 エイスリン「ウン!」 良子「ふー、今日もベリー疲れましたねー」 良子「こういう時は癒しが……そうだ京太郎と打とう」 良子「……バッドタイミングみたいですね」 良子「……かくなる上はハイスクールライフの伝統、『きちゃった♪』をやるしか……」 良子「春と相談しつつ計画を立てましょうか」 良子「ふふふっ、私も春のこと言えないかもしれませんねー」 洋榎「絹ー風呂ええでー」 絹恵「分かったわー。あ、お姉ちゃんの携帯鳴っとったで」 洋榎「おー……誰やろ」 洋榎「!?京太郎からのメール!?」 洋榎「いや待て、待つんや。落ち着くんや愛宕洋榎。ここで焦ったら京太郎の思う壺や」 洋榎「これまでたかだかメールで散々あいつにからかわれてきたんや。ここは冷静になって、今度こそ京太郎に勝つんや」 洋榎「せや、ウチならやれる!」 洋榎「京太郎!ウチはあんたに勝つ!!」ビシッ 雅枝「洋榎ー、夜中やからあんま騒がんときやー」 洋榎「はーい」 雅枝(しっかし携帯指差しながら何しとるんやろあのアホ娘……) 洋榎「まずは負けんようにせなな!負けんように負けんように……」 洋榎「……どーやったら勝ちになるんやろ?」 洋榎「……まぁええわ!画像の誘惑に勝ったらそれでええか!!」 洋榎「ほんであの誘惑に勝つには……先になんか食べとったらええか!」 洋榎「よっしゃ!そうと決まったらこないだ買ったアイスでも食うでー!!こんな時間やけど、勝つためや!!」 洋榎「ふぅ、結構ボリュームあったなぁ」 洋榎「普段なら夜中に食うたらアウトやけど……これで勝てるで!」 洋榎「いざ!京太郎、かかってこいやー!!」 京太郎『時間あったらネト麻しませんか?今夜は23時くらいまでならいつでも大丈夫です』画像無し 洋榎「……って画像無しの普通のメールやないかーい!!ウチはなんのためにアイス食うたんやー!!」 雅枝「洋榎!遅くにやかましいで!!」 洋榎「うわ、もう23時も過ぎてるやん!?」 洋榎「ウチのやったことただアイス食うただけ!?おのれ京太郎ー!!」 ※今回京太郎は普通にメールしただけです カンッ!!
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特別編、永水ver とある執事との交流 ハギヨシ『こうやって話すのも久しぶりですね』 京太郎『そうですね。新しい学校やらでこっちも忙しくて』 ハギヨシ『いえいえ、私の方こそ連絡ができず申し訳ない限りです。ところで、今は鹿児島でしたっけ?』 京太郎『はい。元女子校の永水にいます』 ハギヨシ『ほほう、永水ですか……去年のインターハイにお供した時に何度か見ましたが……』 京太郎『……巫女服ですね』 ハギヨシ『巫女服です。それを着ている方々も素晴らしかったです。それを機会に巫女ものが数冊増えたものです』 京太郎『分かります。それと、こっちは暑さからか薄着になるのが早くて』 ハギヨシ『いいですねぇ、こちらはまだまだ長袖の方が多いですよ』 京太郎『こっちで仕入れた素人ものでも今月は送りましょうか?』 ハギヨシ『ふむ、ではそれと水着ものを是非。そちらでなら良質のものが手に入るととある筋からの情報が』 京太郎『水着もの……確かに少し探しただけで良作が多いです。分かりました』 ハギヨシ『ではこちらは巫女ものと……そうですね、個人的なおススメをいくつかご用意しましょう』 京太郎『ええ、ではまたいつものように。品名は「参考書で」』 ハギヨシ『はい、こちらの品名は「月刊誌」でよろしくお願いします』 漢達の友情は決して途切れない こうやって月1でエロ本をまとめて貸し借りしている2人であった カンッ!!
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http //hayabusa5.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1394986844/ 姉帯豊音は孤独だった 県の中でも特に深い山奥にある豊音の村には子どもが少なく、 家の外へ遊びへ行こうとも幼少期の豊音には既に面白みというものは無かった ある日、豊音は自分と同年代の少年と出会った 都会から親の里帰りで連れてこられたというその少年と豊音が仲良くなるのにそう時間はかからなかった 豊音は自分が知り尽くした山へ少年を連れて遊び回った 少年と過ごした時間は、孤独感に苛まれていた豊音にとってとても貴重な宝物のように感じ、 夏休みの終わりが近づくほど、少年との別れを期した豊音は悲しんだ 少年と過ごす最後の日、豊音は涙で腫れた目を隠すために帽子を被った、彼に目を見られないように深く、深く それでは前を見れないだろう、と普段とは逆のように少年が豊音をエスコートすることになった、 雨雲が去った晴れ空の下を、自分が見つけた景色を見せようと胸を張る少年の歩いた後を、豊音がついて歩く 土の色が濃くなり、緑が増えていく。風の鳴る音が鳥のさえずりへと塗り替えられていく、これが最後になるのだと豊音は帽子を下げた 目的地が近づき少年は走り出した、豊音も彼の後ろを追って走った 少年の背を追って、夏の日差しに目を狭めた――瞬間 少年の悲鳴が聞こえ、反射的に手を伸ばす。しかし、指先は届かず、足を滑らせた少年の背は山の底へと消えて行った。 冷たい空気が背中から抜けていく、肌が粟立っていく、首の後ろが熱くなっていく 豊音はまた、孤独になった 少年は事故死した。貴女の責任ではないんだと少年の親は言って、村を去った 「姉帯の娘が都会の子を突き落とした」 少年の悲鳴を聞き付け、駆け付けた老婆が流した噂はねじ曲がって広まった 「姉帯の娘が背後から絞いた」 奇妙なまでに鬼気を帯びた赤眼のせいもあってか、豊音は故郷で「背向のトヨネ」と呼ばれるようになった 村の中を歩けば陰口を耳にする、目を向ければ怯えられる 豊音は外へ出ることを止めた 一人娘の気持ちを受け取った両親は、豊音へ新しいテレビを買い与えた 何も欲しがろうとしない豊音が麻雀に目を輝かせる様子を見て、両親は牌を買い与えた 豊音は孤独だった 昼間はテレビを見て、遠くから送られてくる宿題を片づけて、両親が帰ってくるとマットを広げ、牌の準備をして三麻を打つ ただそれだけをして過ごす外部から隔離された生活だったが―― 姉帯豊音は笑顔だった 和「……一応、書き終えました」 久「須賀君、これ届けてきてくれるかしら」 京太郎「和のサインなんて、そんなん和が届けた方がいいじゃないっすか?」 和「そうしたいのは山々なのですが、この後に取材が入っていまして……」 京太郎「なら仕方ねえ……か」 京太郎(つーわけで届けに行こうとしたけど……) 豊音「ふぇぇ……ここどこぉ……」ガクガク 京太郎「姉妹かっ!?」 豊音「えっ」ビクッ 豊音「…………」ガクガク 京太郎「…………」ジリッ 豊音「背が高い人!?ちょー怖いよー!」 京太郎「その言葉はそのままお返しします!」 豊音「金髪!?ちょー怖いよー!」 京太郎「宮守にも金髪の人がいましたよね!」 豊音「学ラン!ちょー怖いよー!」 京太郎「もうツッコまなくていいや……」 豊音「……ぐすっ」 京太郎(とりあえず泣き止ませたいけど……あ) 京太郎「あの、これ……」ススッ 豊音「姉帯豊音さんへ……!」 豊音「これ、原村さんのサイン!」 豊音「わぁ!わぁ!君のおかげでウルトラハッピーだよー!」パァァ 京太郎(気変わり早いなこの人) 豊音「けど、どうして君が原村さんのサインを?」 京太郎「あ、俺清澄高校の須賀京太郎って言います」 豊音「そっかー、ありがとねっ!」ニコッ 京太郎(姉帯さんかわいい) 京太郎「姉帯さんは迷子なんですか?」 豊音「……うん」 豊音「恥ずかしい話だけど、おトイレに行きたいんだけどどこに行けばいいかわからなくて……」 京太郎(咲と同レベルじゃねえか……) 京太郎「トイレならこっちですけど、付いていきましょうか?」 豊音「わわっ、そんなこと悪いよー」アワアワ 豊音「方向も教えてもらったし、私一人で大丈夫だよっ!」ギュッ 京太郎「それダメなパターンのやつですよ!」 豊音「それじゃあねー!」フリフリ タッタッ 京太郎(大丈夫かなぁ……) 豊音「うわぁ!」ドテッ 京太郎(大丈夫じゃないよなぁ……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(姉妹だなぁ……) 豊音「おトイレ待たせちゃってごめんねー」 京太郎「いえ、慣れてますから」 豊音「えっと、宮守の控室は……」 豊音「…………」 京太郎「姉帯さん?」 豊音「…………」ウルッ 京太郎(もう何も言うまい) 豊音「――――そこで暗炎龍がね!」キャッキャッ 京太郎「姉帯さん、着きましたよ」 豊音「本当だ!あっという間だったねー」 豊音「須賀くんには感謝してもしきれないくらいだよー!」 京太郎「そんな大したことしてないっすよ」 京太郎(泣き止ませて案内するとか咲にやってきたのとまるまる同じだもん) 京太郎「それじゃ、俺は帰りますね!」 豊音「ちょー感謝だよー!」フリフリ ピピピッ 京太郎(あとは宮守の人たちに任せよう) 京太郎(須賀ードワゴンはクールに去るぜ)ヴヴヴッ 京太郎「ん、メール?」ピッ 久『試合が終わって宮守と清澄のみんなでお茶してまーす!』 京太郎「…………」 京太郎「なんでやねん」 豊音「あれ?塞から電話?」ピッ 京太郎「ん?」 豊音「……うん……うん」 豊音「え、宮守と清澄のみんなでお茶してるの?私も行きたかったよー」 京太郎「なんでやねん」 久『P.S.そういうわけだから姉帯さんを見つけてたら連れてきて頂戴』 京太郎「なんでナチュラルに省かれてんだろ俺」 京太郎「……」チラッ 豊音(´;ω;`)ブワッ 豊音「ごめんね、私がここに来る前にメールに気づいていれば良かったのに……」 京太郎「いや、まさか会場の入り口で偶然会ってお茶することになってたなんて」 京太郎「姉帯さんのメールで事情が知れて良かったっすよ」 京太郎(精神的に死んじゃうところだったぜ) 京太郎「んで、喫茶店は……地図わかりにくいな」 豊音「東京はおっきいからね」 京太郎「経験者は語るってやつですね」 豊音「そうだねー……って違うよ!まだ迷ってないもん!」 京太郎(段々この人が咲っぽく見えてきた) 豊音「むぅー」プクー 豊音「須賀くん須賀くん」 京太郎「何ですか姉帯さん」 豊音「そこは『なんだい姉帯くん』でいいんだよー」 京太郎「何でしたっけそれ」 豊音「パペットマペットだよ、一回やってみたかったんだ!」 京太郎(懐かしいなオイ) 豊音「あとどのくらいかかりそうかな?」 京太郎「まだ歩きそうですね、あの人たちは疲れてないんだろうか」 豊音「そっかー……」グゥゥ 豊音「あっ」カァァ 京太郎「ちょっとコンビニに寄りましょうか」 豊音「うん!」 豊音「コンビニ!コンビニ!」 京太郎「あんまお腹埋めるとまずいんでパンひとつくらいですよ」 豊音「どれもおいしそうで迷っちゃうなー」 京太郎「コッペパンとか安定ですよ」 豊音「それもおいしそうだけどー……うーん……」 豊音「お好み焼きパンちょーおいしいよー!」 京太郎(選ぶのに10分もかかってた……) 京太郎「鰹節、口元についてますよ」 豊音「うわわっ、こっち?」フキフキ 京太郎「右です」 豊音「こっち?」フキフキ 京太郎「もうちょい下」 豊音「うーん……」フキフキ 京太郎「ここですよ」ヒョイ パクッ 豊音「……」カァァ 京太郎「どうかしました?」 豊音「す、少し恥ずかしかったかな……って」 京太郎「あっ……すんません」 豊音「こっちこそ、ごめんだよー……」カァァ 豊音(これ、これってよく考えたらテレビとかでよく見る間接キス、なのかな) 豊音(恥ずかしい……よー)カァァ 豊音(でもでも、口元なわけだからノーカンじゃないっかなー……) 豊音(やっぱり恥ずかしいかも!)カァァ 京太郎「……っと、ここかな?」 豊音「あっ!塞たちがいる!」 京太郎「咲……ぅゎ」 豊音「須賀くんも早く行こうよ!」 京太郎「いや、俺は……いいですよ」 豊音「なんで?」 京太郎「……どうせ、省かれてんですから」 53 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/17(月) 03 29 44.86 ID DckyGLxh0 豊音「えっ!?そんなことないよー」 京太郎「ほら見てくださいよ、あそこの席、姉帯さんが座ったらもう空きが無いんですよ」 豊音「あ……本当だ」 豊音「でもでも!部長さんが頼んで一個椅子が運ばれてきたよ?」 京太郎「……子供用じゃないっすか」 豊音「……酷い!」 豊音「須賀くんは良い人なのに酷いよこんなこと!」 京太郎「姉帯さん……」 豊音「須賀くんも一緒に来て!私が部長さんを説得するよー!」ズンズン 京太郎「姉帯さん……」 豊音「うわっ」コケッ 京太郎「姉帯さん……」 京太郎「すみません、俺のために姉帯さんの席まで移動してもらって」 豊音「ぼっちは寂しいのはちょーわかるからね」 豊音「それに、須賀くんが目の前にいるから私は楽しいよ」ニコッ 京太郎「そうっすね、俺も同じっす」 豊音「えへへー」 豊音「おいしそうなケーキがいっぱいだよー」 京太郎「どれにするか迷いますね……」 豊音「こっちの苺のケーキとこっちのチーズケーキの耐え難い誘惑がー!」 京太郎「んじゃ、分け合いっこしません?」 豊音「分け合いっこ?」 京太郎「俺と姉帯さんでこれ頼んで半分こにするんすよ」 京太郎「それならどっちも楽しめますよ」 豊音「須賀くんちょー頭良いよー!」 豊音「なでなでしてあげるねー」ナデナデ 京太郎「そんな、犬じゃないんすから」 京太郎「どっちから食べましょうか?」 豊音「んー……こっち!」ズビシッ 京太郎「苺の方からでいいんですか?」 豊音「あぅ……やっぱりチーズの方!」ズビシッ 京太郎「本当に良いんですか?」 豊音「うぅ、どっちか迷うよー」ウルウル 豊音「はい、須賀くんあーん」 京太郎「あーん」パクッ 京太郎「これもおいしいっすね」ムシャムシャ 豊音「私の目に狂いは無かったんだよ、えっへん!」 豊音「須賀くんも、私にあーんして!」 京太郎「はい」 豊音「あーん」パクッ 豊音「やっぱりおいしいねー」 京太郎「ですねー」 豊音「こーゆーの憧れだったんだー」 京太郎「憧れ?」 豊音「うん、こうやってあーんして食べさせ合うのがね」 豊音「テレビで何回も見て、私もいつかはーって」 京太郎「その憧れの相手が俺で良かったんですか?」 豊音「勿論だよー」 豊音「って!須賀くんのことが好きってわけじゃないよ!」 豊音「あ、いや、好きだけど、それは違うって言うかな、え、えーっとぉ……」 豊音「そのぉ……ぐすっ」 京太郎「なんで泣きだすんすか……」 塞「トヨネーそろそろ帰るよー」 豊音「うんー!」 豊音「須賀くん、今日は本当にありがとうね」 京太郎「こちらこそ、ありがとうございました」 豊音「……なんだか、寂しいね」 京太郎「俺で良かったら、またいつでも付き合いますよ」 豊音「ええっ!そんなの須賀くんに悪いよー」 京太郎「俺もまた、姉帯さんとどこかに遊びに行きたいので、気にしないでください」 豊音「あっ、じゃあふるふるしようよ!」 京太郎「ふるふる?」 豊音「ラインの機能だよ!」 豊音「須賀くんもスマホ持ってるでしょ?」 豊音「ラインやってないの?」 京太郎「いや……俺ガラケーなんで」 豊音「ご、ごめんねー」 京太郎「謝る必要ナッシングっすから!むしろ傷つきますから!」 塞「それじゃあ今日はお疲れ様でしたー」 胡桃「ほらシロ立って歩く!」 白望「匍匐前進で十分……」 エイスリン「シロ、ゾウキン!」 白望「それ傷つくなぁ……」 久「私たちもさっさと帰りましょう」 まこ「今日は疲れたわい」 優希「早くタコスが食べたいじぇ!」 咲「楽しかったねー」 和「そうですね」 京太郎「俺も何だかんだで疲れましたよ」 久「……誰?」 京太郎「そんなんだから疲れるつってんですよ!」 豊音『須賀くん須賀くん!』 京太郎「なんだい姉帯くん」 豊音『おぉ!今回は正解だよー』 豊音『えへへ、嬉しいなぁ』 京太郎「それで、今日はどうしました?」 豊音『団体戦優勝おめでとうって言いたかったんだ!』 京太郎「ありがとうございます、って俺は何もしてませんけどね」 豊音『ううん、須賀くんのサポートあってこその結果だよ!』 豊音『須賀くんも自信持っていいんだよー?』 京太郎「……姉帯さん」 豊音『私たちは今日海水浴行って来たんだー』 京太郎「海水浴っスか」 豊音『永水の人たちとで、ちょー楽しかったなぁ』 豊音『そうそう、石戸さんのおっぱいなんて海に浮かんでて凄かったよ!』 京太郎(何その光景ちょー見たいよー) 豊音『――――それで、振り返……ったら狩宿さんが犬神家になってて……ね……』 京太郎「姉帯さん?」 豊音『んぅ……はっ!』 豊音『ご、ごめん!ちょっと寝てた!』 京太郎「疲れてそうですし、もう終わりにしましょうか?」 豊音『全然そんなことないよ!』 豊音『私、まだ須賀くんとお話ししていたい!』 豊音『須賀くんとお話しするの、なんだかすっごく楽しいから……』 京太郎「……明日から個人戦が始まるのに疲れ溜めたら駄目ですよ」 豊音『わかってるけど、でも……でも……っ』 京太郎「……はぁ」 京太郎「あと五分だけですよ」 豊音『あ、ぅ、うん!』 豊音『……うぅ、五分経っちゃたよぉ』 京太郎「それじゃ、明日頑張ってくださいね」 豊音『須賀くんも男子の個人戦頑張ってね!』 京太郎「えっ」 豊音『ちょー応援してるよー』 京太郎「…………」 豊音『須賀くん?』 京太郎「もっもちろん!優勝してきてやりますよ!わははは!」 豊音『二人で優勝できたらいいねー!』 京太郎「でっすねー!」 京太郎(現在進行形で心が抉られる!) 豊音『おやすみ、須賀くん』 京太郎「おやすみなさい」 豊音『…………』 京太郎「…………」 豊音『須賀くんが切っていいよー』 京太郎「いや、姉帯さんのタイミングでいいですよ」 豊音『ううん、須賀くんが切ってよ』 京太郎「いやいや、姉帯さんが切っていいっすよ」 豊音「ううん、須賀くんが」 京太郎「姉帯さんが」 豊音「須賀くんが!」 京太郎「姉帯さんが!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 京太郎(そんなこんなでさらに五分が経った) 豊音『すふー…………』 京太郎(すぐに寝ちまって、ほんと、見た目と中身が釣り合ってない人だよな) 京太郎(……よし、俺も寝よう) 京太郎「ほい、タコス」 優希「御苦労だったな犬、私の隣の席に座る権利をくれてやろう」 京太郎「取っといてくれたんだな、ありがとよ」 まこ「和も咲も頑張ってほしいのぅ」 久「あ、須賀君の愛しの彼女が映ってるわよ」 京太郎「姉帯さんはそんなんじゃないですってば」 塞「ほれ見たことか」 エイスリン「サビレタカンケイ!」 胡桃「あの一日でそんな関係に!?」 京太郎「違うって言ってますよね!?」 トシ「あの子、毎晩電話やらメールやらしていたわね」 塞「君、本当に豊音に何したのさ」 京太郎「何もしてませんよ」 塞「本当に?」 京太郎「本当に真剣にガチでマジっすよ」 エイスリン「ワルイヤツ、タイテイソウイウ!」 京太郎(誰だよこんな言葉覚えさせた人) 胡桃「よく言ったエイちゃん!」 京太郎(アンタかよ) 京太郎「俺はただ、道に迷ってた姉帯さんを喫茶店まで連れて行っただけっすよ」 京太郎「特に変なことは何もしてません」 塞「まーあの子人懐っこいもんね」 久「そういえば、咲ともすぐに仲良くなってたわね」 胡桃「トヨネの村、若い子がいなかったらしいから友達がいっぱい欲しいんだろうね」 塞「いやーでもウチの高校が仲の良い女子校で良かったよ」 塞「もし共学にでも行って恋愛のゴタゴタで豊音から友達が離れて行ったらすっごく悲しむと思う」 胡桃「ようやく作った友達に裏切られたら辛いだろうね」 京太郎「」ピクッ まこ「そうじゃのう」 エイスリン「トヨネ、ヒキコモリ?」 優希「有り得るじぇ」 京太郎「」ピクッ 京太郎(どどどどどうしよう!) 京太郎(適当に笑って冗談でしたーとか言おうと思ってたけどこれじゃ無理があるじゃあねぇか!) 豊音『ウソ……須賀くん、そんな人だったんだ』 豊音『……泣いてないよー』 豊音『私は大丈夫だよ……っ、須賀くんは原村さんの応援に行ってきて』 豊音『ぐすっ……』 京太郎(アカン) 京太郎「俺!雉打ち行って来ます!」ドヒューン エイスリン「キジウチ?」 久「男子のトイレよ」 エイスリン「Oh!」 エイスリン「キジウチ!キジウチ!キジウチ!」 胡桃「恥ずかしいからやめて!」 京太郎(とりあえず逃げ出してきたけどどうすりゃいいんだよ!) 京太郎(……夏みかんゼリー飲んで落ち着くか)チャリン 豊音「須賀くんだぁー!」ギュゥッ 京太郎「むぎゅぅっ!」 京太郎(背中に柔らかい弾力があるぜェ!) 豊音「須賀くん、忙しいのに応援に来てくれたんだね!」 京太郎「え、いやぁ、そのぉ……まぁ」 豊音「須賀くんが来てくれたんだから私も頑張らないと!」 豊音「ちょー嬉しいよ!」 京太郎「アハハ……アリガトウゴザイマス」 京太郎(言い出せねー!) 豊音「須賀くんは何飲んでるの?」 京太郎「夏みかんゼリーです、これは確か姉帯さんたちと同い年だったと思いますよ」 豊音「へぇー、おいしそうだね!」 京太郎「おいしいっすよ、一口要ります?」スッ 豊音「じゃあ一口だけ……」 豊音(これ飲んだら流石に間接キス……だよね) 豊音(…………)ジーッ 京太郎「さあ、グイッと」 豊音「や……やっぱりやめておくよー」 京太郎「えっ、これ美味しいですよ?」 豊音「そういうことじゃないんだけどー……」カァァ 豊音(これも憧れてたはずなのに……) 豊音(意識すると、ドキドキしちゃうよー) 京太郎「?」 ピンポーン 豊音「じゃあ、頑張ってね須賀くん!」 京太郎「あ……はい」 タッタッ… 京太郎(結局言えなかった……)ズーン 京太郎「やばいよ言いづらいよどうしよう」 京太郎「……部長の所に戻ろう」 京太郎「ただいま戻りました」 まこ「随分と長かったのぅ」 京太郎「姉帯さんと会っちゃいまして……」 まこ「結局誤解されたまんまだったんか」 京太郎「誤解……ってなぜそのことを」 優希「さっきお団子の人が京太郎も頑張ってーってな」 京太郎「あぁ……」 豊音「……」タン 憩「ロン、3900ですーぅ」 豊音「……はい」 豊音(うぅ、集中できない……) 京太郎『一口要ります?』 豊音(間接キスが頭から離れないよー!) 憩(姉帯さん、大丈夫かなぁ?) 豊音(どうして私、あんなに意識しちゃったんだろう) 豊音(須賀くんとすることに……胸がドキドキしちゃって) 豊音(なんでなんだろう……) 憩「ツモ、16000オールですーぅ」 豊音「えっ」 豊音(須賀くんのこと考えすぎて、荒川さんにしてやられちゃった) 豊音(……決勝戦、行けそうにないなー) 豊音(須賀くんに約束したのに……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(まさか宮守の人たち全員に誤解されてるとは……) 京太郎(姉帯さんがトんだのも、俺が変なプレッシャー与えちゃったからかもしんないし) 京太郎(マジどうしよ) 京太郎「はぁ……」 京太郎「はぁ……っ!?」 豊音「ぐすっ……」 京太郎(偶然てすげーなオイ) 豊音「須賀くん……」 京太郎(なんか呼ばれてるし) 京太郎「呼びました……?」 豊音「えっ」ビクッ 京太郎(デジャブを感じる……って、泣いてるじゃねえか) 豊音「須賀くん、どうして――ぐすっ」 京太郎(名前呼んでたってことは、やっぱ俺が関係してるってことなんだよな) 京太郎(……今度こそ、ちゃんと言うんだ) 京太郎「俺、ただの雑用なんすよ」 京太郎「個人戦なんて県予選で初戦敗退でした」 京太郎「ここに来たのはみんなの付き添いで……でも俺には、何もできないから」 京太郎「何もすることが無いから、雑用をしてただけなんですよ」 京太郎「それで姉帯さんに出会って、変な誤解をさせてしまって……」 豊音「全くもってそんなことないよ!」 豊音「勝手に誤解しちゃったのは私の方で、約束したのも、気にしてたのも私だもん!」 京太郎「元はと言えば、俺が姉帯さんの誤解を正さなかったから……」 豊音「もう、それ以上言ったらちょー怒るよ?」 京太郎「うぐっ……それはご勘弁で」 豊音「私は大丈夫なので、須賀くんも気にしなくていいよー」 豊音「須賀くんって、少しネガティブだよね」 京太郎「ネガティブ……」 豊音「でもでも、話してると楽しくて、頼もしくて、ちょーかっこいい」 豊音「私、頑張って来るから須賀くんは応援してくれると嬉しいな」 京太郎「……わかりました」 豊音「うんっ!」 ピンポーン 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 京太郎「え―――――」 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音(また、胸がドキドキしてるよー) 豊音(……さっきとほとんど同じ) 豊音(……私、須賀くんと離れたくないんだね) 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 豊音(頑張るための、おまじない) 京太郎「え―――――」 豊音(これが、きっと――――) 豊音(恋をするって気持ちなんだねー) 京太郎「―――――っ!?」 豊音「じゃっ、じゃぁ、そういうことだから!」アセアセ 京太郎「え…………」 京太郎(……つまり、そういうことなのか?) 京太郎(そういうこと、なんだよな) 京太郎(……ファーストキス、奪われた) 京太郎(それからの姉帯さんの活躍は凄まじかった) 京太郎(並みいる全国の強豪をちぎっては投げ、またちぎっては投げる) 京太郎(その様相は、人喰いこそはしないもののまさに巨人だった) 京太郎(振り向けば遠ざかっているその背中を喩えて「背向の豊音」と呼ばれるようになった) 差出人:須賀くん 宛先:姉帯豊音 ―――――――――――――――――――――――――― 試合が終わった後で 20XX年8月1X日 ―――――――――――――――――――――――――― 伝えたいことがあるので、読んだら返事ください To 姉帯豊音 From 須賀京太郎 ―――――――――――――――――――――――――― Sub Re 試合が終わった後で ―――――――――――――――――――――――――― いいよー(^O^) どこに行けばいいのかな? 京太郎(そんなわけで二人っきりになったけど) 豊音「……」モジモジ 京太郎「……」 豊音「……」モジモジ 豊音(昼間は誤魔化しちゃったけど、ちゃんと言わないと……) 京太郎「……」 京太郎(こういうのって男の役目だもんな……) 京豊「「あのっ!」」 京太郎「……」 豊音「……」 ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… 京太郎(くッ!) 京太郎(空気が、重い……ッ!) 豊音(須賀くんの表情……私、ダメだったのかな) 豊音(……そうだよね、私みたいなぽっと出のノッポ、略してのっぽ出な娘なんてイヤだよね) 京太郎(ここで怖気づいてどうする須賀京太郎!) 京太郎(姉帯さんの気持ちに応えるんだ!) 京太郎(いやぁ……でもいざ言うとなるとなぁ……) 京太郎(あっ、ソーダ) 京太郎「姉帯さん」 豊音「なっ、なにかな?」 京太郎「目、瞑ってくれませんか?」 豊音「うん……」 京太郎(何も、想いを伝える方法は言葉だけじゃないんだ) 京太郎(……多分、感づかれてるだろうけど) 京太郎(はぁ……つくづく、俺のチキン加減を思い知らされるぜ) 京太郎(麻雀も、恋愛も) 京太郎(焼き鳥だけに) 豊音(これって、よくテレビで見るチューの場面……だよね) 豊音(ということは、ダイジョーブなのかな) 豊音(……でも、何もしてこないよー?) 豊音(ということは、エスケープされたのかなー……)ジワッ 京太郎(なんでまたまた泣き出してんだよ……) 京太郎(まぁ……そういうところも、可愛くて) 京太郎(それで、俺はこの人を好きになったんだ) チュッ 京太郎「えっと、では、改めまして」 京太郎「俺は、貴女のことが……好きです」 豊音「―――うんっ!」 豊音「私も、須賀くんのこと大好きだよー」 某年3月16日 今年のこの日も、俺と姉帯さんは一緒に居た 「須賀くん須賀くん」 「なんだい姉帯くん」 「今年の誕生日プレゼントは何かなー?」 「帰って来てからのお楽しみですよ」 「そっか、ちょー楽しみだよー」 「楽しみにしすぎてプロ初のオープン戦でやらかさないようにしてくださいよ」 「わ、わかってるよー」 「というか、私が大会でいなくて成績がガタ落ちしてた須賀くんには言われたくないかなー」 「それはしょうがないというか……姉帯さんのことが好きなんですもん」 「あー言えばこー言うね、須賀くんは」 「須賀くん、今日もおまじない!」 「よく飽きませんね、ホント」 「心の中が幸せでいっぱいいっぱいになって気持ちいいんだよー」 「いっぱいいっぱいになったらダメでしょうが」 「ありゃ、そうだったねー」 つま先で身長差を埋めて、短く唇を繋げる 大事な試合の前の恒例行事になっているこの行為を終えると、姉帯さんはきまって――― _____ ... ´ ` .、 / \ / \ / l |∨ . ′ / /l | ‘, . | / / / l | ̄∨ | / / /´ / /x=ミ! |. ‘ | / / ≠ミ / /´ , , ,| | ‘ | / l / , ,,,/ / 〉 | | ‘ l / / / / | | | |/ /、_, // v ¬ 八 リ / / / }\/ `ニ゚ / ∨ 「それじゃ、頑張って来るよー」 / / / |/_≧=┬ ...イ l| |. / / / / /_〕 ̄] /l| |. / / / / /---=ニ二\/ / | | / / / / /ニ/ニニニニニニ∨\」 リ / / / / /ニ/二二二二二{ \/ / / / / / /ニニ/二二二二二/\/ /. / l / / /ニニニ{二二二二二/ニニ∨.. / | l /}二二二|二二ニニニニ/ニニニ、 / /| | /ニi二二二|二二二二/二二二} ――――と、笑顔になる その幸せそうな笑顔を見るたびに、俺が生きる意味を実感させられる ああ、俺は姉帯さんの笑顔を見るために生きているのだ、と思ってしまう そして、これからも俺はそのために生きていくんだろうな、とも思ってしまう ――――でも、今日からは少し違う 誕生日プレゼントの内容をまだ知らない姉帯さんを見送った後、 豊音さんとの新しい生活と豊音さんの笑顔を夢見て、俺は今夜の予行演習を始めた カン
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前話 次話 京太郎インタビューその5 全国大会の開会式を終えた、各県代表の女子麻雀部、その精鋭達。 彼女等の青春を賭けた戦いが、始まろうとしていた。 これは、その裏で陰ながら彼女達を支える一人へのインタビューである。 京太郎「なんですかその漫画の紹介文みたいなの」 テコ入れは必要かと思いまして。 京太郎「はぁ……」 今回もよろしくお願いします。SK君。 京太郎「よろしくお願いしまーす」 本日は全国大会の開会式でしたが、どうでしたか? 京太郎「モニター越しですけど、錚々たる陣営って感じでしたね。雑誌や動画にも出てる人達が一堂に会してるって、なんか現実感が無いですよ」 SK君も雑誌や動画に出られてますが? 京太郎「あはは。俺なんか話の内容ばっかで写真は隅っこで小さくですし、動画だってほんの少しの一部の人にウケてるだけでしょう?」 ……ちなみに動画をご覧になった事は? 京太郎「まぁ、アップが始まってすぐにちょっとだけ。やっぱ自分の動画の全部を繰り返し見るとか精神的にキツイですしね」 ……成程。 開会式では、S君はどうしていました? 京太郎「例に漏れず、咲の奴が迷子になってたので迎えに行きました」 やはりですか。 京太郎「探してる時に穏乃から「京太郎君とこの宮永さん見た! すごいプレッシャーだったね!」ってLINE来て、大体どの辺で見たか教えてもらって、見つけたのはボイラー室ですよ」 何故そんな所に迷い込むんでしょうね……。 京太郎「あいつほんとは迷子になってるんじゃなくて、魔王オーラ撒き散らしに行ってるんじゃないですかね……」 魔王オーラ。 京太郎「って本人に言ったら「そんなわけないでしょ!」ですって。「じゃあただポンコツなだけか」つったらムキーしだしたんで、あいつ自身ポンコツなのは認めてきてるんでしょう」 それはただ怒ってるだけでは……? 京太郎「そういえば、開会式中でなんですけど」 はい。 京太郎「咲を送り届けた後、会場で調理出来る場所に行ったんですよ」 そんな所があるんですか? 京太郎「はい。もちろん無断では使えないんですけど、俺が会場内で調理出来るよう部長が許可をもらってきてくれて」 部長さんにも心境の変化が訪れたんですか。 京太郎「? さぁ。でもこの前「S君に雑用任せちゃうのは避けられないけど、せめてちゃんとした場を用意してあげないと」ってブツブツしてたのは聞こえちゃいましたね。部長もちゃんと俺の事気に掛けてくれてんだなーって思いましたよ」 成程……。それで、そこで何かあったんですか? 京太郎「えーと、そこでちゃんと調理出来るか確かめる為に、一度使ってみようとお菓子を作ってたんですよね」 作れるんですか? 京太郎「ええ。やっぱ女子の差し入れは甘い物が評判良いとの事で、一通りは。で、作ってたら突如部屋の扉がバーンと開かれて「なんか美味しそうな匂いがした!」と言って誰かが現れまして」 誰か、というと、誰だったんですか? 京太郎「それがなんと、開会式中の筈の淡……白糸台の大将の大星淡だったんですよ」 淡? 京太郎「あー。まぁまた話してる内に、ですね」 S君は他人と距離を詰めるのが上手いですね。 京太郎「どうでしょう。今回は向こうがぐいぐい詰めてきた感じだし」 それで、何故選手の一人が? 京太郎「あいつが言うところによると「他のとこのくじ引きなんてつまんなーい。うちはシードだし、どこと当たろうとうちらに勝てるのなんていやしないしー♪」つって、抜け出してきたそうで」 王者だけあって、自信に満ち溢れてますね。 京太郎「というか、あいつは普通に自信家なんだと思いますね。悪意は無いと思いますよ。多分ね」 それで、その大星さんが調理室にやってきたと。 京太郎「はい。んで、俺を見つけるなりあんにゃろう「あ! 長野のパシリのS!」とか抜かしやがりまして」 本当に悪意は無いんですよね……? 京太郎「誰がパシリだって返したら「えー。でもパソコン山に運ばせるとかありえなくない? パシリじゃないなら……先輩が鬼?」とか言うので、じゃあパシリでいいよと」 ああ、天然で人を傷付けるタイプですね。 京太郎「初対面がそんな感じだったんで、他校の選手といえどあんま礼儀正しくするのもアホらしくなってきたから、放っといてお菓子作りに集中しようとしたら、近付いてきて「ねーねー、何作ってるのー?」と」 お母さんの料理中に尋ねてくる子供ですか。 京太郎「印象はその通りでしたね。で、作ってるお菓子を答えたら「マジ!? 作れんの!?」って目ぇキラッキラさせてるんですよね」 尊敬の眼差しを向けられたんですね。 京太郎「いえ、あの目は「作れるんならこの可愛い淡ちゃんにも寄越せ!」っていうタカリの目でしたね」 キラキラした瞳で何を訴えてるんですか。 京太郎「あんまり嫌味を感じないのが不思議でしたねー……。とはいえ、部費で買った食材だったのもあり、そのままくれてやるのも癪だったので、欲しけりゃ食材買ってこいやって言ったんですよ」 乱暴な言い方ですけど、まぁ当たり前ですね。 京太郎「ところが予想に反して「わかった! 何買ってくればいい!?」と」 何故そこだけ素直なんですか。 京太郎「いや、多分あいついつも素直ですよ。自分の感情に」 京太郎「それで必要な食材と量を言ったら、スマホにキッチリメモってダッシュで買いに行きまして、近くに買える所があったので割とすぐ戻ってきました」 パシリ根性全開じゃないですか。 京太郎「どっちかと言うとお菓子買ってきていいとお小遣い渡されて駄菓子屋に向かう小学生のノリでしたね。まぁそこまでさせといて断る訳にもいかんので、追加でお菓子を作ってやったんですよ」 好評でしたか? 京太郎「そうですね。持ち帰る分とはまた別にその場で食べる分も作って食べたら、若干オーバー気味に美味い美味いってリアクションしてましたから」 それが切っ掛けで仲良くなったと。 京太郎「あー、いえ。それもですけどそれじゃなくて、ですね」 ? 京太郎「食べてる時に向こうが「ねーアンタさ、ドラゴ○ボール語れるってホント?」と」 大星さんもですか。 京太郎「まぁ世界的な漫画ですしね。ファン度が俺や穏乃と同じくらいだった淡なんで、同士と分かればそこから仲良くなるのに時間はいりませんでしたよ」 意外といえば意外な所で共通点が出来るものですね。高鴨さんと大星さんも相性が良いのかもしれません。 京太郎「うーん……。どうでしょうね」 ? 何か引っ掛かるものでも? 京太郎「いえ、同じ作品が大好きなのはそうなんですけど、その中でも違いってのはやっぱりありますから」 というと? 京太郎「ドラゴン○ールはですね、主人公とライバルが合体する時があるんですけど、その合体にもバージョンが2つあるんですよ」 合体元が同じならどちらも同じでは? 京太郎「それもそうなんですけど、やっぱり違うっていう意見もあります。俺もそうですし。で、この合体でどっちが好きかと言えば、穏乃は断然ベジ○トで、淡は絶対ゴ○ータって言ってるんですよ」 はぁ…………。 京太郎「というのもあくまで一例で、作品内でどういうカテゴリなら何が好きかってので、この二人ほぼほぼ噛み合ってないんですよ」 同じ作品が好きでも、そこで喧嘩は起こる可能性は有り得ると。 京太郎「まぁどっちとも俺と解釈違いなとこはありましたけど、それで楽しく語り合えたので、大丈夫だと思いますけどね」 S君から見て、大星さんはどういう方でしたか? 京太郎「まーアホで口悪いからあんまり理解されないかもしれませんが、話してみれば天然で純粋な奴なのは分かりますよ」 すっかり悪友みたいな口振りですね。 京太郎「それと、注目して見るとあいつ意外と女子力高いんですよ」 というと? 京太郎「家庭的とはまた違うんですけど、爪先が綺麗だったり髪の手入れが行き届いてたり。あと振る舞いですね。他の女子だったら意識してやってる事を無意識にやってる感じで」 S君が見てきた他の女子よりも、女子力が高いと? 京太郎「いや、女子力単体でなら和……はちゃっとズレてる所ありますけど、福路さんとかの方が高いと見てるんですがね。淡はギャップってのも相まって結構目につくんですよ」 ギャップですか。 京太郎「あとLINEのコメントやスタンプの使い方がいちいち可愛くて、逆に腹立つんですよね」 どういう感情なんですかそれ。 白糸台といえば……踏み込んだ質問になるんですけど。 京太郎「はい?」 女子高校生麻雀の王者、宮永照さんと、そちらの清澄におられる宮永咲さん。同じ苗字ですが、もしかして親戚なのでしょうか? 京太郎「ああー……。一応姉妹みたいですよ」 姉妹。 京太郎「と言っても、諸々込み入った事情があるみたいで、踏み込んだ事は出てこないですけどね」 宮永照さんの方とは面識があるのでしょうか? 京太郎「いえ。俺と咲が会ったのって中学だってのは言ったと思いますけど、その頃にはもう別居しちゃってたみたいで」 出会った頃の宮永咲さんが他人と関わりたくなさそうにしていたのも、そこに関係していると? 京太郎「さぁ? ただあいつ、昔から家族の事については父親の事しか話そうとしないんですよね。それでもあいつポンコツだから、話の節々から母親も姉もいるらしい事は伺えたんですけど」 その姉が宮永照さんだと知ったのは、いつ頃ですか? 京太郎「高校からですね。しかもあいつ、俺より先に和に話してたんですよ? 今では部活のみんなに知れ渡ってますし、中学からの腐れ縁相手に薄情だと思いません?」 S君だからこそ知られたくなかったのかもしれませんが……。 京太郎「まぁ今ここでこうして話してる俺が言えた義理じゃないけど、咲にしろお姉さんにしろ、家族の事情ですし話したくない理由もあるんだと思うので、あまり聞かない方がいいかと」 ですが、友人の家族関係が不仲に思えるのは気になりませんか? 京太郎「ならないといえば嘘になりますが、地雷踏むのもなと思いますし、咲自身もこの大会を通してお姉さんと向き合おうとしてるんで、余計な茶々は入れない方がいいかなって」 見守ろうと決めていると。 京太郎「ま、あいつが何か助けてほしい事があるなら、出来る限りはしてやろうとは思います」 では、最後になにか一言。 京太郎「俺の持ちキャラはバーダ○クです」 前話 次話
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京太郎×3 京太郎「朝起きたら残機が増えていた……どうしよう」 京太郎「残機がある……つまり残機がなくらない限り何度でも繰り返せるってことだ!」 京太郎「そうと決まれば和をレイプするしかない」グフフ 京太郎「やっぱりやめよう……もしかしたらオートセーブでコンテニューがここからという確証もない 再開が刑務所なんて辛すぎる」 京太郎「そうだ北海道に行こう」 京太郎「うーん、無事に残機を減らすことなく北海道についた 熊と闘った時は流石に一機持ってかれるのを覚悟したね」 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 京太郎「そんな!こんな街中に熊が出るなんて……だがこの街の平和は俺が守る!!」 京太郎「弱い弱すぎる……森へかえって鍛え直してくるんだな」 熊「」熊「」熊「」ブクブク 京太郎は10の経験値を得た 成香「あの、助けてくれてありがとうございます」 京太郎「いえいえ当然のことをしたまでですから気にしないでください」キリッ 京太郎(この臭い……この娘今日は排卵日か) 成香「うぅ……腰から力が抜けて立てないです」 京太郎「熊は怖いですからね、しょうがないですよ」 京太郎(腰から力が抜けて立てない女の子+排卵日=チャンス!?) 京太郎「お嬢さん手を貸しますよ」ニッコリ 成香「あ、ありがとうございます///」ギュッ 京太郎「うっ……」ドサッ 成香「え?」 京太郎「」 成香「……え?」 テテッテテテッテテ 京太郎×2 京太郎「家か……残機が減っちまったな まさか手を握られただけで死ぬなんて コンテニューがここからだとわかったのが唯一の収穫だな」 京太郎「また北海道にきた……今度こそは排卵日の成香さんに!」 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 熊「……」ノシノシ 京太郎「くっ……またか!何度来たって……何体で来たって俺が勝つ!!」グッ 京太郎「まだまだだな……圧倒的に経験が足りなすぎる 出直してきな」 熊「」熊「」熊「」熊「」熊「」ブクブク 京太郎は20の経験値を得た 成香「あの、助けてくれてありがとうございます」 京太郎「いえいえ当然のことをしたまでですから」ニコッ 成香「あっ……立てない……」 京太郎「手をお貸ししますよ」ニコニコ 成香「お願いします///」 京太郎「おっと……石が」コケッ 京太郎「」 成香「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎「家……くそ!残機が一つになってしまった! 石につまずいて死ぬってなんだよ!?」 わかめいきいきムチムチ「うじゅるうじゅる……」 京太郎「なんだコイツは!?」ゴスッ わかめいきいきムチムチ「うじゅるうじゅる……」 わかめいきいきムチムチ「うじゅるうじゅる……」 わかめいきいきムチムチ「うじゅるうじゅる……」 京太郎「固すぎる!俺のレベルじゃ倒せない……クッソー!!」 わかめいきいきムチムチ「くぱぁ」 京太郎「……あ」 わかめいきいきムチムチ「ばくり」 太郎「」ドサッ ゴリゴリガリガリバキバキゴクン テテッテテテッテテ 京太郎「ついにゼロ……これが最後か……」 京太郎「そうだ、残機がないなら誰かから奪えば良いんだ……」 京太郎「自信はないがこれしか思い浮かばない……」 京太郎「クマだ……クマを倒すと経験値が貰える…… もしかしたらだが可能性は」 プルルル 咲『もしもし?』 京太郎「咲!今日は熊鍋だ!鍋の用意をしといてくれ!!」 咲『え!?』 ガチャッ 京太郎「熊狩りの時間じゃあぁぁぁーーーっ!」 京太郎「恨むなら俺に出会ったお前らの運命を恨むんだな……」キリッ 熊「」熊「」熊「」熊「」熊「」熊「」熊「」ブクブク 京太郎は50の経験値を得た テレテテッテテッテー 京太郎はレベルが1上がった 残機が1増えた 京太郎「お!80に達したらレベルが上がって残機が増えた!ゲームのノリだと次は90位必要か? 熊肉も食べてみたかったけど必要ないみたいだしいっか」 由暉子「あの助けてくれてありがとうございます!」 京太郎「いえいえ当然のことをしたまでですから」 京太郎(結果が変わった?ルートを変えたからなのか? それにしても咲より背が低いのに立派なおもちだ……) 京太郎「……」ドキドキ 京太郎(女の子の部屋……咲以外だと初めてだな) 由暉子「消毒しますから腕を出してください」 京太郎「あっはいっ!」スッ ムニッ 京太郎「あ……すすすすすみみません!」 由暉子「よくあることなんで気にしないで下さい/// じゃあ、少ししみますよ」 京太郎「……っ」 由暉子「我慢してくださいな」ムニィ 京太郎「……」ニヘラ 由暉子「包帯巻きますね」ムニィ 京太郎「……」ハァハァ 由暉子「……」ムニィ 京太郎「……もう辛抱ならん!」ガバッ 由暉子「!?」ドサッ 京太郎「由暉子さん」 由暉子「……京太郎君」 ピンポーン 京太郎「」ビクゥッ 由暉子「そういえば今日は私の部屋を使って皆で練習する約束をしてました」 プルルル 京太郎「あっ少し失礼します」 京太郎「もしもし?」 咲『京ちゃん熊鍋の用意できたよ 後は熊肉だけ足りないけど』 京太郎「あーそういえばそうだったな ちょっとサクッと熊倒して帰るよ」 咲『え!?熊倒すってどうい』 プッ 京太郎「すみません用事思い出したんで帰ります」 由暉子「そうですか……今度会ったときはしっかりとしたお礼をしますね」 爽「今すれ違った男ダレだー?」 由暉子「恩人です」 成香(……?……?) 京太郎「咲ただいまー」 咲「おかえり京ちゃん……って熊!?」 京太郎「おう!鍋にして食べようぜ!!」 咲「」 京太郎「うめぇ!うめぇ!熊の旨味が鍋の全てに溶け込んで染み込んでいる」ガツガツ 咲「脂はスッキリとしてて食べやすいね」フーフー 京太郎「咲おかわり!」 咲「はいはい」 京太郎「今日は色々あったな!おやすみ!!」 京太郎「……」スヤスヤ セーブ中です 京太郎×1 京太郎「ふわーよく寝た 今日はどうしようかな」 京太郎「今日は奈良だななんとか攻略のヒントを探さないと」 京太郎「無事に奈良についな野生の鹿ってのもなかなか強いもんだな」 京太郎「新子さんをレイプするか」 京太郎「コンテニューする場所もわかったしな」グヘヘ 憧「今日もいい天気ねー」テクテク 京太郎「新子さん!」 憧「な、なに!?」 京太郎「俺とクッキング勝負だーーーっ!!」コック姿 憧「なにこの大きなセットは!?キッチン!?」 京太郎「提供は龍門渕さんだー!お題は自由!負けた方が買った方の言うことをなんでも聞くこと!」 ハギヨシ「それでは須賀京太郎vs新子憧!クッキングバトルーーーー……ファイ!」 ッカーーーン 憧「私は肉じゃが」 京太郎「俺は里芋の煮っころがし」 ハギヨシ「それでは審査員の皆さん 美味しかった方の札を上げてください!」 透華「凄く美味しかったですわ!」京太郎 煌「ホクホクとした里芋からあふれでる甘味……すばら!」京太郎 咲「京ちゃーん」フリフリ京太郎 憧「そんなぁ」ガクッ 京太郎「新子さんも食べてください」 憧「……」モグモグ 憧「……悔しいけど凄く美味しい……私の負けだわ」 ハギヨシ「勝者!須賀京太郎!!!」 ワーワーパチパチ 京太郎「あっしたー先に上がりまーす」 オツカレサマデシター 憧「で?お願いってなに?」 京太郎「あーそういえばそんなのあったね忘れてた……」 憧「はぁ?なら何のために闘ったのよ!」 京太郎「なら今から山に登って新子さんの女子力を鍛えようか」 憧「え?」 山の中 憧「女子力を鍛えるなら家でも良かったんじゃ……」 京太郎「山を舐めるな……光と闇、生と死を身近に感じるのことで女子力は何倍にも膨れ上がる」 憧「えー……」 京太郎「まずは山小屋でラブラブセッ」 憧「なななななにいってんよー!///」ドンッ 京太郎「あ……」ドサッ ズザザー ゴンッ ガンッ ゴンッ ズザザー ヒューン ボチャン プカプカ 京太郎「」 テテッテテテッテテ 京太郎「ピタゴラスイッチかよ……レベルは2で残機は無し 厳しいな」 京太郎「ハギえもーん不思議な薬ちょうだいよー」 ハギヨシ「しゃうがないなー須賀太くんはー」 テテテテッテテー ハギヨシ「残機が増える薬らしいですよ」 京太郎「うぉぉぉおおおお!」ゴクゴクゴクゴク ハギヨシ「全部飲んでしまいましたがもう残ってないので気をつけてくださいね」 京太郎×3 京太郎「増えたーーー!!」 ハギヨシ「よくわかりませんが良かったですね」 京太郎「寝るにはまだ早いし、時間があまったなーどうしよ」 京太郎「雀荘に行くかー」 roof-top まこ「おう、いらっしゃい おんしがここにくるとは珍しいのう」 京太郎「ちょっと色々とありまして」 京太郎「麻雀か俺の強さを見せてやる!」 成香「あっ私がトップですね」 優希「私が二位かー」 やえ「にわかは相手にならんよ」←三位 京太郎「」 成香「そういえばトップがビリになんでもお願いできるってことでしたよね?」 京太郎(そうだっけ?) 成香「熊狩りの仕方を教えて欲しいです」 京太郎「それぐらいならお安いご用です 早速北海道に行きましょうか」 成香「はい」 京太郎「優希!明日は熊タコスだ!!」 優希「え……遠慮しとくじぇ」 京太郎「コツを掴めば簡単です まずは俺の動きを見ていてください」 成香「はい」 赤カブト「……」グルル 京太郎「随分と図体が大きいな、右目の潰れた熊か……おもしれぇ!」 成香「あ……あ……」チョロチョロチョロ 熊「……」×19ノシノシ 京太郎「成香さん見ていてください これが熊狩りを極めた者のみが使える技……熊返しです」 京太郎は130の経験値を得た テレテテッテテッテー 京太郎はレベルが1上がった 残機が1増えた 京太郎「いたた、一匹だけ強い熊が混じってたな一撃貰ってしまった」 成香「いま消毒しますね」アタフタ 京太郎「かすり傷だからきにしないでください」 成香「で、でも……」 京太郎「本当に気にしなくていいですって傷ももう塞がりましたし」 成香「!?」 京太郎「それより成香さんこそ」フキフキ 成香「きょ、京太郎くん!?」 京太郎「しっかり臭いをとっておかないと熊が寄ってきちゃいますよ」フキフキ 成香「うん……ふっ……///」 京太郎「もう少し足広げて下さい」 成香「駄目……恥ずかしい」 京太郎「そう言われましても」グイッフキフキ 成香「んんーっ///」ビクッビクッ 京太郎「何故だか全然拭き終わらなかった」 成香「///」 プルルル 京太郎「はい、もしもし」 咲『京ちゃんもう遅いから早く帰ってきなよ 麻婆豆腐冷えちゃうよ』 京太郎「冷えた麻婆豆腐も美味しいけどなー わかったすぐ帰るよ」 咲『うん』 プッ 京太郎「もう遅いんで送っていきますよ成香さん」 成香「お願い……腰が抜けて立てなくて……///」 京太郎「ただいまー」 咲「おかえりーって今日はマグロ!?」 京太郎「おう本マグロだ泳いでる時にたまたま見つけたから捕まえて来た 冷凍庫で冷やしとくか」 京太郎「咲の麻婆豆腐は美味いなー」ガツガツ 咲「いっぱい油入れてるんだ こうすると本場の味に近づくんだよ あんまり健康には良くないかもしれないけど京ちゃんなら運動してるから大丈夫たよね」フーフー 京太郎「咲!おかわり!!」 咲「はいはい」 京太郎「いやー今日も頑張った!おやすみ」 京太郎「……」スヤスヤ セーブ中です 京太郎×4 京太郎「うーんよく寝た!レベルが3になったお陰か力もみなぎってくる!!」 京太郎「麻雀の能力取得か……まぁ麻雀部員だし本分は麻雀の練習だよなー」 京太郎「あ、今日はわざわざありがとうございます」 灼「いい……」 京太郎(シャツ……ダサッ)ガクッ 京太郎「」 灼「……!?」 京太郎×3 京太郎「うーん、死んだかあれはしょうがない それにしても残機が沢山あると心に余裕が生まれるね」 京太郎「今度は岩手かな……よっと」ピョーン 京太郎「……」シュタ 京太郎「」ガクッ 京太郎「」ドサッ 京太郎×2 京太郎「まさかベッドから飛び降りただけで死ぬとは…… 慢心ダメ絶対」 京太郎「ここはいっちょ神頼みでもしてみるかー」 奈良 京太郎「山の神よー!何卒何卒御慈悲をーーー!」 穏乃「朝からうるさいって!!」ガサガサ 京太郎「ひぃ!でた山神さまじゃーーー!山神さまがお怒りじゃぁぁぁ!!」 穏乃「だからうるさいって!!」プンプン 京太郎「まぁご利益ありそうだし拝んどくか」ナムナム 京太郎「御加護をー御加護をー」 穏乃「もう勝手にすれば」プンプン 京太郎「あっ……帰っちゃった」 京太郎「しゃあない俺も帰るか」トボトボ 京太郎「お供えものにと思ってきたおもち無駄になっちゃったな」 京太郎「……」モグモグ 京太郎「うっ……息が」 京太郎「」 京太郎×1 京太郎「なんてこった……これは非常に不味い ちょっと前までは残機が多くて受かれてたのに」 京太郎「咲にプロポーズするかな」 京太郎「咲!結婚しよう!」 咲「もう京ちゃんたらまたそんな冗談言って!ほら今日の夕飯の買い物付き合って!!」 京太郎「おぉ……おう」 咲(京ちゃん///)モジモジ 京太郎「咲とはもはや家族みたいなもんだし親しすぎて中々上手くいかないなー」 京太郎「まだ時間があるな……どうしよう」 roof-top 京太郎「染谷先輩遊びましょーう」 まこ「すまん、いま忙しくて手が離せん」 京太郎「折角だし麻雀をしていこう!今日こそは見せてやる俺の本気!!」 リチャードソン「俺が一位で」 優希「私が二位」 美穂子「私が三位で」 京太郎「」サラサラ リチャードソン「この雀荘ではトップがビリになんでも命令できるらしいね」 京太郎(そうなの?) リチャードソン「君に幼馴染みはいるかい?」 京太郎「一応……いますが?」 リチャードソン「ならその女の子を一生大事にしてあげてくれ」 京太郎「それってつまり……」ゴクリ リチャードソン「結婚だ」 京太郎「でも前にプロポーズしたけど流されちゃいましたし」 リチャードソン「君も男だろ、何度でもぶつかれる限りぶつかればいい その子もきっと待っている」 京太郎「そうですかね」 リチャードソン「そうだ」 京太郎「なぁ……咲」 咲「今日の夕飯はニラ玉と焼き鮭だよ京ちゃん」トントン 京太郎「一緒に買いにいったし知ってるよ!」 咲「そうだったね」トントン 京太郎「本気で俺と結婚してくんね」 咲「またまたご冗談を」 京太郎「包丁止まってるぞ」 咲「……」 京太郎「いつまでも一緒にいてくれよ咲」 咲「私ね自分に自信がないんだ」トントン 咲「京ちゃんは麻雀以外なら何だって自分で出来る 料理だって私が意地はって作ってるだけで 京ちゃんがやった方が美味しいもん」トントン 京太郎「俺は咲の料理好きだぜ」 咲「ありがとうね京ちゃん」コトコト 咲「でも、何でもできる京ちゃんに私は釣り合わないよ」コトコト 京太郎「俺は何にもできないよ」 咲「嘘」コトコト 京太郎「嘘じゃない」 咲「絶対に嘘」コトコト 京太郎「本当、俺は咲がいるから頑張れる 咲がいなかったら何もできない」 咲「……ばか」 京太郎「馬鹿で結構」 京太郎「俺はなお前が好きなんだ咲、料理が上手じゃなくてもいい、ドジだっていい、寂しがり屋でもいい、 そんなお前を支えたい そんなお前に支えられたい」 咲「そのセリフ凄くクサイよ」カチャカチャ 京太郎「だから俺と結婚してくれ咲」 咲「……とりあえず冷める前にご飯食べちゃおう」 京太郎「おう」 京太郎「このニラ玉美味いなー」 咲「加熱しすぎないでしっかり蒸らすのが卵をふんわりさせるコツなんだよ」 京太郎「咲」 咲「はいはい」 咲「まだ帰んないの?」 京太郎「今日は泊まってく」 咲「なら、布団しいとくね」 京太郎「おやすみ咲」 咲「おやすみ京ちゃん」 咲「京ちゃんまだ起きてる?」 京太郎「ん……あぁ」 咲「こんな私で良かったらお嫁さんにして下さい」 京太郎「……このタイミングで言うかね普通?」 咲「ごめんね、これでも勇気振り絞ったんだよ」 京太郎「咲、ほらおれの布団入ってこい」チョイチョイ 咲「うん」モゾモゾ 京太郎「まぁ俺達ならこんなもんか 変に肩肘張らずいつも通りに、 それが俺達らしいよ何も変わらない」ギュー 咲「ありがとう京ちゃん」ギュー 咲「でもね、一つだけ変わったことがあるよ」ギュー 京太郎「なに?」 咲「前よりもっと京ちゃんが好きになった」ギュー 京太郎「……」 咲「……照れてるの?」 京太郎「うっせー、さっさと寝ろ」プイッ 咲「うん」ギュー 京太郎「明日は指輪を見に行くからな」 咲「うん」ウトウト 京太郎「結婚式場も見に行って」 咲「それは流石に高校生には早すぎるよ……」ウトウト 京太郎「皆にも挨拶しないとな」 咲「うん」ウトウト 京太郎「それからさ……」 咲「……」スースー 京太郎「……寝たか?」 咲「……」スースー 京太郎「愛してるぞ咲」ギュー 咲「……私もだよ京ちゃん」ギュー 京太郎「……聞いてた?」 咲「ばっちし」 京太郎「……もう寝る!」 咲「おやすみ」 京太郎「おやすみ」 これからも変わらずいつまでも二人一緒に 咲エンド 咲エンドボーナス残機+3 京太郎×4 京太郎「んうぉ!あれ!?俺咲と結婚して子供育ててそれからそれから…… あぁ、あの日に帰ってきちゃったのか…… レベルは3てことは3日目からか」 京太郎「幸せだったぞ咲」 京太郎「そうだ福岡に行こう そこにならこのゲームを終わらせる何かがあるかもしれない」 京太郎「きたぜ福岡 熊本に近いだけあってクマモンをよく目にするが体が疼く」 京太郎「どうせなら姫子さんを惚れさせようそうしよう」 京太郎「男なら真っ正面から体当たり!正々堂々口説き落とす!」 姫子「あつかーなしてこがんにあつかとねー」 京太郎「もしかして鶴田さんですか?」 姫子「何か用でもあっと?」 京太郎「ファンなんですサインください!」 姫子「ごめん、そういうんやってなかとよ」 京太郎「お願いします!お願いします!」 姫子「なら秘密にしてなー」カキカキ 京太郎「ありがとうございます!!」 京太郎「本当に大ファンなんですよ!」 姫子「ふーん」 京太郎「もう、姫子さん全てが好きなんですが! 特にしたまつげが可愛い!!」 姫子「……」ピクッ 姫子(なかなかわかっとぉなコイツ) 京太郎「それに萌え袖もかわいいです!」 姫子「そんなに好きなら、触ってみんね?」 京太郎「いいんですか!?」 姫子「まぁ……」スッ 京太郎「萌え袖の中に隠れてる手可愛い!」フニフニ 姫子「こしょぐったか」 京太郎「姫子さん可愛い」フニフニ 姫子「ちょっやりすぎ」 京太郎「可愛い!」フニフニ 姫子「っふ……っふ……」 京太郎「姫子」フニフニ 姫子「……っ!」ゾクゾク 京太郎「姫子、姫子」フニフニ 姫子「駄目名前呼ばれたら」ゾクゾクゾクゾク 京太郎「姫子!」フニフニ 姫子「ひぅ……」ビクンッ 姫子「あっ……」 姫子「駄目……言うたろ?」ハァハァ 京太郎「あぁ!すみません」 京太郎(これは流石にやりすぎた) 京太郎「すみません!すみません!」 姫子「まぁ、済んだことやしもうよかとよ」 京太郎「そんなわけには行きませんお詫びとして行きたいところがあったら何処にでも連れていきます!」 姫子「それってつまりデートしろって言っとっと?」 京太郎「そういうわけじゃ……でも姫子さんみたいな綺麗な女性とデートできるなら嬉しいです」 姫子「そんな綺麗かなんて恥ずかしいけん///」 京太郎「ごほん、良かったら今度俺とデートしてくださいお姫様」 姫子「よ、喜んで///」 京太郎「連絡先を交換して別れた 明日以降からデートに誘えるかな」 キャー 京太郎「今の悲鳴は!?」 姫子「うぅ」ビクビク 熊「……」 熊「……」 熊「……」 熊「……」 熊「……」 京太郎「熊が5匹か、それにしてもあの十字の陣形はインペリアルクロス!」 京太郎「俺の熊返し受けきれるか!!うぉぉぉおおお!!」シュバツ 姫子「早い!?早すぎて目で追えなか!!」 京太郎「あっめんたいこ踏んだ」 ズリッ ガンッ 京太郎「」 姫子「え?」 熊「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎×3 京太郎「流石は福岡そこら中にめんたいこが生えてやがる うぁぁぁー交換した連絡先が消えてる」 京太郎「咲とラブラブセックスだな」 咲「おはよう京ちゃん」 京太郎「おはよう咲」 京太郎「ラブラブセックスしようぜ!」 咲「……っ~~~///」ポコポコ 京太郎「いたいいたい」 咲「ふんっ!」プイッ 京太郎「なぁ咲頼むよ」 咲「絶対に駄目!結婚してからって決めてるもん!!」 京太郎「なら問題ないじゃん」 咲「……?」 京太郎(あ……セーブポイントからやり直してるから前週の記憶が無くなってるのか) 咲「……でも、キスだけならいいよ」 京太郎「本当?」 咲「うん」 京太郎「咲!中で出すぞ!!」パンパン 咲「ちょうだい!京ちゃんの全部を中にちゃうだい!」ギュー 京太郎「でる!」ドビュルルル 咲「んっーーーー!!」ビクンッ 京太郎「キスなんかしちゃったら我慢できるわけがない」ツヤツヤ 京太郎「阿知賀を攻略しよう」 奈良 京太郎「へへ、奈良についたが恐怖のあまり足の震えが止まんねぇ」ガクガク 鹿王「……」 京太郎「でかい!こんな街中でコイツが暴れたら…… そんなことはさせん!!」 京太郎「鹿の王よ……見事な実力であった」 鹿王「」 京太郎は50の経験値を得た 憧「あの、助けてくれてありがとう……」 京太郎「当然のことをしたまでですから気にしないでください」ニコッ 憧「……っ、足くじいちゃった」 京太郎「大丈夫ですか?」 京太郎「よっと」 憧「きゃあ!」 京太郎「それじゃえ歩けないだろうし送ってくよ」 憧「あ……ありがとう///」ギュッ 京太郎「ここですか」 憧「うん、ありがとう……おっと」 京太郎「家の中まで送りますよ」 憧「いいよそこまでしてもらうのは悪いし」 京太郎「頼ってください男は頼られると嬉しいんですよ」 憧「それなら……」 京太郎「足痛いですよね夕飯は俺が作るんで座っててください 何か食べたいものありますか?」 憧「煮っころがしがいい」 憧「美味しい……」モグモグ 京太郎「ありがとう」モグモグ 京太郎「皿は洗っとくんでお風呂入ってきてください」 憧「うん」 憧「……」チャポン 憧「///」ブンブン 憧「上がった」 京太郎「まだちょっと髪濡れてるじゃないですか こっち来てください」 京太郎「髪綺麗なんですからしっかり手入れしないと」トカシトカシ 憧「んー……乾かすの上手いね」 京太郎「慣れてますから」ゴー 憧「……彼女とか?」 京太郎「どうなんですかねよくわかんないです」ゴー 憧「そっ……」 京太郎「ドライヤーは遠くから当てて頭皮を乾かすようにやるのがコツです」 憧「そういうのいいよ これからも君にやってもらうし」 京太郎「え?」 憧「あ……べ別にそういう意味じゃ!そう意味ってその……あの///」 プルルルル 京太郎「はいもしもし」 咲『京ちゃん?今日の夕飯はポトフだよ 早く帰ってきて』 京太郎「そっか、すぐ帰るよ」 プッ 京太郎「時間も時間なんでもう帰りますね」 憧「今日は……色々とありがとう」 京太郎「困ったときはお互い様です 冷蔵庫にプリン冷やしてるんで良かったら食べてください」スタコラサッサ 憧「名前は……っていっちゃった」 憧「プリンなんていつの間に買ってきたんだろう……ってこれ手作りじゃん」 憧「おいしい」ニコニコ 京太郎「ただいまー」 咲「おかえり、今日は鹿なんだ大きいね」 京太郎「おう、二人じゃ食いきれないから近所にお裾分けしよう」 京太郎「やっぱ美味いな!」ハフハフ 咲「実は豚肉を使ったからポトフじゃなくてポテって言うんだけどね」フーフー 京太郎「おかわり!」 咲「はいはい」 京太郎「今日も疲れたーもう寝よう」 京太郎「……」スヤスヤ セーブ中です 京太郎×3 京太郎「今日も一日頑張ろう!」 京太郎「和!稽古してくれ!!」 和「いいですよ、須賀くんも来年は男子麻雀部の部長になるんですから もっと上手くならないといけませんからね」 京太郎「エッチの!」 和「しゅっ!」ブンッ 京太郎「」キーン 和「須賀くん見損ないました」スタスタ 京太郎「……あ、頭の中ひ胡桃割り人形がリピートひてる」ガクガク 京太郎「よく死ななかったな俺 てか俺が見切れないスピードの蹴りって和のやつ何者だ」 京太郎「透華さん俺と結婚してくださ……ウワラバッ!」 透華「はい喜んで」ポロポロ 京太郎「」 透華「京太郎?」 京太郎「」 透華「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎×2 京太郎「まさか股間が破裂して死ぬなんて 恐るべしのどっち」 京太郎「咲と旅行にでもいくか」 京太郎「どこがいいかなーやっぱり行ったことない沖縄とかかな」 京太郎「咲の水着姿たのし」 タンスに小指ガンッ 京太郎「」 テテッテテテッテテ 京太郎×1 京太郎「あれで死ぬか、いや確かに死ぬほど痛いけど本当に死ぬなんて」 京太郎「大阪とか言ってみるかー なんだかんだ関西にはまだ行ってないし」 京太郎「大阪に無事についた 都会なだけあって動物たちと戯れることもなかったな」 ハギヨシ「須賀くん掘らせていただきますよ」ゴゴゴ 内木「須賀くん」ゴゴゴ 京太郎「くっなんてオーラだ赤カブトや鹿王以上だ!だが俺のケツは俺が守る!!」 京太郎「俺のケツを掘っていいのは掘られる覚悟があるやつだけだ」 ハギヨシ「」 内木「」 京太郎は110の経験値を得た テテテテッテテッテー 京太郎のレベルが1上がった 残機が1増えた 京太郎「よかった守りきれて」 竜華「大丈夫か?凄い闘いやったなー」 京太郎「男には守りきらないといけないものがあるんですよ」 竜華「そうなんかー」 京太郎「よかったら大阪案内してくれませんか?」 竜華「ええでー、面白いもんみしてもらったし アイツらはほったらかしでええんか?」 京太郎「大丈夫ですよ あの二人なら手負いでもシャチぐらいなら水中で倒せますから」 竜華「アンタらホンマに人間か!?」 京太郎「人間ですよ多分」 竜華「大阪といったらやっぱり道頓堀やなー 他にもええところは一杯あるけど初心者には 此処がオススメやな」 京太郎「人が多いですねー」 竜華「コナモンミュージアムでもいこか ロウのサンプル作れるんやでー」 京太郎「へー」 竜華「次はHEP FIVEや!色んな店が集まってるから長時間楽しめる!」 京太郎「すげー長野にこんなのねー」 竜華「オススメは真っ赤な観覧車やな」 京太郎「高い!」 竜華「うち観覧車めっちゃ好きやねん きっとここで告白されたらOKしてまうわ」 京太郎「好きです!付き合ってください!!」 竜華「ごめんなー」ヒラヒラ 京太郎「えー……」 京太郎「いやー楽しかったです!ありがとうございました!!」 竜華「ええでーうちも楽しかったし、また何かあったら誘ってや これ連絡先」 京太郎「まだ夕飯まで時間があるな どうしようか」 京太郎「長野の皆におみやげを買っていくか」 京太郎「タコスせんべいかこれとか優希が喜びそうだな 試食してみよう」バリバリ 京太郎「うっ……煎餅が喉に刺さって」ピクピク 京太郎「」ガクッ テテッテテテッテテ 京太郎×1 京太郎「連絡先がなかなか手に入らない……」 京太郎「熊狩りだな 北海道と九州どっちにしよう」 京太郎「くそっ!流石に多すぎる!!」 熊「……」×121 熊「」×545 京太郎「だがまだやれる!!」 ハギヨシ「んっふそれはどうですかね!」 内木「ふふふ」 赤カブト「ぐるる」 鹿の王「……」 京太郎「くそっ!ボスラッシュステージか!」 ハギヨシ「いますよ須賀くん!」 京太郎「うぉぉおおおおお!」ベチャ 京太郎「うわ、なんか降ってきた鳥の糞だバッチぃ」 京太郎「」 ハギヨシ「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎「また残機がゼロか……今度こそ駄目かもな」 京太郎「鷹狩りって鷹で獲物を狩ることだよな 俺鷹とか持ってないけどカピバラでいいかな」 京太郎「いけカピー!狩ってこい!!」 カピ「きゅー」トテトテ 京太郎「凄いぞカピー!アルパカを1300頭も狩るなんて」 カピ「きゅー」 アルパカ「」×1300 カピーは10000の経験値を得た テテテテッテテッテー カピーレベルが70上がった 残機が70増えた 京太郎は学習装置で100の経験値を得た テテテテッテテッテー 京太郎はレベルが1上がった 残機が1増えた 京太郎「残機も増えたしどうすっかな」 京太郎「はっ!?夢か……」 京太郎×0 京太郎「マジで夢か……」 咲「京ちゃん布団干すからどいて」 京太郎「やだ」ダラダラ 咲「どいて」 京太郎「やだ」ゴロゴロ 咲「……」ムッ 京太郎「咲も来いって」グイッ 咲「あぅ……」ドサッ 京太郎「咲ー」ギュー 咲「もーしょうがないな京ちゃんはー」ニコニコ 京太郎「さぁ……どうすっかなー」 京太郎「新子さんを焦らすか」 京太郎「ほれほれ」 憧「……」ジーッ 京太郎「ほれほれ」 憧「……」ジーッ 京太郎「こっちだよー」 憧「早くちょうだいよプリン」 京太郎「はいどうぞ」 憧「美味しい」ニコニコ 京太郎「新子さん」 憧「なに?」 京太郎「……」チュッ 憧「!?」 京太郎「すみませんつい……」 憧「うぅ……///」モジモジ 京太郎×1 憧「ばか……京太郎」 京太郎「すみません」 憧「責任とってよね」 京太郎(はて?責任とは?) 憧「キスまでしたんだからけ、結婚を」 プルルルル 京太郎「ごめんちょっと電話が」 プッ 京太郎「もういいですよ話の続きを」 憧「その……キスしたんだから責任とって結婚しなさいよ///」 京太郎「け、結婚ですか!?」 憧「……いや?」ウルウル 京太郎「でも結婚しても俺はいつか」 憧「いつか?」 京太郎「結婚した全てを無かったことにしてしまいます」 俺は残機が有る限り何度も世界を繰り返してしまうことを憧に話した 最初は信じられなかったみたいだが必死に話していたら信じてくれた 京太郎「だから、新子さんと結婚は……」 憧「別に結婚してもいいんじゃない」シレッ 京太郎「え!?」 憧「無くなるんだったら何も気にすることないじゃん」 京太郎「いや、それは人間としてどうかと」 憧「私はそれでも京太郎といたい」 京太郎「でも……でも……」 憧「京太郎」ギュッ 京太郎「……憧」 憧「何回繰り返したって私は京太郎と出会ったら絶対に好きになる もし、これから先辛いことがあったら私の所に来てねきっと抱き締めてあけわられるから」ニコッ 京太郎「……憧」ポロポロ 憧「だから、今回だけでもいいから……」 憧「私を幸せにして」 憧「あなた……具合はどうですか?」 京太郎「……」 憧「そうですか……あなたと過ごした毎日が輝いていましたよ お婆ちゃんになってもあなたは私を愛してくれました」 京太郎「……」 憧「充分すぎらくらい幸せでした」 京太郎「……」 憧「今度は私が約束を守る番ですね」ナデナデ 京太郎「……」 憧「きっと貴方が辛いときは過去の私が抱き締めてくれるはずです」ギュッ だから 安心しておやすみ、京太郎 ピーーーーーー 憧エンド 憧エンドボーナス残機+3 京太郎×4 京太郎「憧……ありがとうな レベルが4ということは四日目か」 京太郎「鶴賀に行くか 」 京太郎「やっぱ近いしずくについたな」 京太郎「東横さんを探すか」 京太郎「心の目だ心の目を使えばきっと見つけられる」コフー 京太郎「……」 京太郎「駄目か……」ガックシ 京太郎「佳織さんを口説くか」 京太郎「男なら正々堂々とだな」 佳織「どうしたんですか?」 京太郎「佳織さん可愛い」 佳織「え?」 京太郎「おっとりしてて可愛い」 佳織「えー///」 京太郎「眼鏡っ子可愛い」 佳織「うぅ///」 京太郎「おもちでかい可愛い」 玄「同意ですのだ」 佳織「恥ずかしいです///」 京太郎「顔を真っ赤にして俯いちゃった可愛い」 佳織「……もう、やめてくださいよぉ」 京太郎「精一杯声を絞り出して可愛い」 佳織「///」 京太郎「やっぱりおもちでかい可愛い」 玄「同意ですのだ」 佳織「……///」 京太郎「……ちょっと来てください」ズルズルズルズル 玄「おもちー!」バタバタバタバタ 佳織「なんだったんだろう……?」 路地裏 京太郎「邪魔しないでくださいよ」 玄「そこにすばらなおもちがあったら盛り上がらずにはいられないよ!」フンスー 京太郎「……確かにそうですね」 玄「うん!」 京太郎「だったらこれも仕方ないですよね」モミモミ 玄「んっ!ちょっと駄目だよこんなことしちゃ!」 京太郎「すばらなおもちがあるんですから盛り上がらずにはいられませんよ」モミモミ 玄「私のおもちは出来損ないだよ……」シュン 京太郎「そんなことありませんよ大きくて弾力もあって」モミモミ 玄「んぅ……あっ!」 京太郎「感度も良い」クリクリ 玄「もうやめて……」プルプル 京太郎「嫌です満足するまでやります」 プルルルル 京太郎「おっ、咲か?もう夕飯の時間?」 咲『うん、今日はロールキャベツだよ』 京太郎「すぐに帰るよ」 プッ 京太郎「すばらなおもちでしたよ玄さん」 玄「……」ハァハァ 京太郎「それじゃあ」 玄「……」ゴクリッ 京太郎「ただいまー」 咲「おかえり今日は何も捕まえてこなかったんだね」 京太郎「たまにはな」 京太郎「キャベツから溢れだす肉汁の旨味がトマトの酸味と合わさって最高!!」ガツガツ 咲「鍋いっぱいにしきつめて煮込むのが型崩れしないコツだよ こうすると肉汁が外に逃げないから美味しくなるんだ」 京太郎「おかわり!」 咲「はいはい」 京太郎「東横さんを見つけられなかったのは悔やまれるがおもちを堪能できたから良しとしよう」ウンウン 京太郎「……」スヤスヤ セーブ中です 京太郎×4 京太郎「朝だーーー!」 京太郎「岩手かーあそこってオカルト関係に強そうだから何かわかるかも」 京太郎「それにしても岩手は猪が多いなもう10体も気絶させたぜ」 猪神「ふごふご」 京太郎「ハイエースよりでけぇ!お前がこの森の守り神か…… 神狩りの名をいただくぜぇ!」 京太郎「ふっ……命はとらんお前はこれからもこの山を守り続ける義務があるからな」 猪神「……」ノシノシ 京太郎は100の経験値を得た テテテテッテテッテー 京太郎はレベルが1上がった 残機が1増えた これ以上レベルは上がらない 京太郎「おっ……5でMAXか」 塞「あの!ありがとうございました!!」 京太郎「気にしないでください 慣れてますから」ニッコリ 塞「……」キュンッ 京太郎「腰の辺りが汚れてますね払ってあげますよ」パンパン 塞「ひゃん!あ、ありがとう///」 京太郎「」ドサッ 塞「え?」 テテッテテテッテテ 京太郎×4 京太郎「あの人の腰……正に殺人級だったな」
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特別編 勝った嬉しさからメールしてみました 小蒔「zzz...zzz...ん?なんですか?」ピリリリリ 小蒔「!?きょ、京太郎さんから!!え、えっと確かこうして……」 小蒔「できました!!へぇ、京太郎さんの初勝利!良かったですね!!」 小蒔「えっと……お・め・で・と・う・ご・ざ・い・ま・す、です!」 煌「ん?これはこれは京太郎くんからメール……」 煌「すばら!あの3人に勝つなんてすばらです京太郎くん!!」 姫子「花田ー?どがんしたとー?」 煌「姫子さん、このメール見てください!」 姫子「んー?京太郎からのメール……はぁ!?あの3人相手でトップ!?」 煌「そうです!!すばらですよね!!」 姫子(いやそれ以前にあの3人に勝つとか何があったのか気にならんと?普通じゃ勝てんメンツやろ) 煌「こうしてはいられません!!私ももっともっと練習です!!」 姫子「あ、あぁ、そうやね!私も付き合う!」 竜華「お、メール……おぉ!やるやん京太郎!!」 怜「どしたん?」膝枕中 竜華「いや、京太郎が初めてトップ取ったってメールが来たんよ。それも清澄の一年3人相手に」 怜「ほー、やるやん。京太郎もウチみたいになんか目覚めたんかな」 竜華「なんや、京太郎病弱キャラやないやん」 怜「普通は勝てん相手やしな。こう、一回死にかけて未来が見えるようになったり」 竜華「怜やあるまいし」 怜「何度か意識朦朧とした先に新しい境地に目覚めたり」 竜華「そんなしょっちゅう意識朦朧とせんやろー。あ、返事せんと」 怜「あ、ウチの分もー」 豊音「んー?あ、メールが来てるよー」 塞「豊音、勉強中だって」 白望「ダル……」 豊音「ちょっとだけだよー。あ、京太郎くんだー。えー!?ちょーすごいよー!!」 塞「もう、なんて書いてあったの?」 豊音「えっとねー、宮永さんと原村さんと、片岡さんと麻雀してトップだったんだってー!」 白望「……え?」 塞「……はい?京太郎って、そんなに上手かったっけ?」 豊音「でもー、勝ったのちょーすごいよー」 塞(いや、そんな普通の打ち方だったらまず原村和には勝てないって) 白望(京太郎なら……あのうるさいの相手じゃ東場で飛びそうだけど……) 塞・白望(どうやって勝ったんだろう……) 豊音「えへへー、おーめーでーとーうー、っと」 照「……京ちゃんからメール?」 照「……そっか、初めてトップだったんだ」 照「……おめでとう、京ちゃん」 照「でもあの3人相手か……成長したね、京ちゃん」 おまけ 洋榎「ん?なんやこんな遅くに……」 洋榎「ぬあっ!?」 洋榎「ぐぬぬぬぬ……性懲りもなくまたこんな写真を……」 洋榎「うっわ、うまそうなから揚げ……まだあるん!?」 洋榎「あああやめぇぇぇ……こんな時間に食うたらぁぁぁ……」 洋榎「あ?勝った?」 洋榎「へぇ、結構やるやん」 洋榎「ってまたぁ!?なんやから揚げ丼って!!ご飯はアカンやろご飯は!!」 洋榎「あああああああああ……食べたいぃぃぃぃ……」 雅枝「やかましい!!遅くに騒ぐなや!!後また夜に食う気か!?あんた食うても胸いかんやろ!!」